新刊書籍、物理で読むか電子で読むか
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本を買うときは書店で発売後すぐに買ってほしいとか、そこまで客側に求めるのはやりすぎだとか話題が盛り上がっているので、では完全にユーザー視点から見た場合どういうソリューションが理想なのか、ということを書いてみようかと思います。
TL;DR 物理書籍で買って自分でスキャンするのが最強
なお、僕は引越しに伴って本の半分くらいを自炊したのですが、それでも壁一面はまるまる本で埋まってます。
電子書籍のメリット
- 場所を取らない
厳密にいうとディスク容量は食いますし、クラウドでも無料プランだと無制限で保存できるようなサービスは知らないので、必然的に自宅のHDDなどに保存することになります。 - データが劣化しない
これも厳密にいうと、ディスク破損の可能性は常にあります。もちろん物理書籍でも日焼けしたり、もっと言うと火事などの可能性もあるので比較的マシではあるのですが…。
物理書籍のメリット
- 趣がある。読んでいるという実感がある
- 大判やフルカラー、ハードカバーなどはスキャンしづらい
- 物理書籍じゃないと入手しづらい本がある(古書、絶版ものなど)
- 配信会社に左右されない
これがなにげに最重要じゃないかと思ってます。現状(ほぼ)すべての配信サービスは借りる権利を買っているだけなので、例えばAmazonが消滅したら読めなくなります。
どういう形式が理想なのか
上記の両方のメリットをあわせもった形だと、
- 場所を取らない
- 保存が(かなり)完全な形で取れる
という事が理想の仕様として考えられます。その条件を満たすとなると、
- 本は物理書籍で買って、その後自炊する
- 大判やハードカバーが欲しい時はスキャンが難しいので、日焼けに注意して保存する
- どうしても思い入れがある本や現物で欲しい本は物理書籍のまま保存する
- HDDはバックアップを(できれば自動で)取れる形にする
となってくるのではないでしょうか。
現在のスタイル
今現在、僕は大体物理書籍で買っています。その状態で一度読んで、これはどうしても保存したいなということであればそのまま保存、そうでなければ裁断してスキャンしています。スキャンしたデータはPDF化して外付けHDDに保存していますが、このままだとHDDが壊れた時にデータが全て失われてしまうのと、読むときにいちいちPC経由しないといけないのでちょっと手間なところが難点です。
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今後検討している保存スタイル
データの堅牢性についてはRAID、ネットワーク経由でのデータ取得についてはnasがあれば十分、ということで、その両方が使えるハードウェアがあればある程度カバーできるのではないかと思っています。
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ただ、このハード自体が故障した時のことも検討する必要があります。ただ、さらにバックアップとなるとハードが何個あっても足りないので、別途テキストとかでインデックスファイルを作って、最悪の場合は物理書籍を買い直してスキャン、という形もいいのかなと考えております。そういえば、kindleとかで買うとダウンロードしなおせば済む、というのはメリットではありますね。