wikiに仕事のナレッジを残していくのは果たして正しいのか
仕事に必要な情報とか、やったことのログを残していくというのはもちろん大事なことで、結構みなさんやっておられるかと思います。ただ、それを社内wikiみたいなところに残していくのって果たして正解か?と疑問に思うことがあったので、ちょっと備忘録と自分への戒めも兼ねて書いておきます。
運用方法と、今回何がおきたか
うちは社内ではconfluenceを使っており、対応した人がログ残したり会議の議事録メモをとったりしてます。
今回何がおきたかというと、社内で納品物を作る際に別のディレクターの方が違うものを作成依頼していました。その際にその方が参考の資料としていたのが、ぼくが昔に作ったwikiのページ。
昔に作った資料を元に作られたので、当然現状と違うところが出てくるわけです。そのためモノは作り直しに。
wikiの問題点:自分は読み返さない
この場合、べき論としては仕様が変わった際にぼくが書き換えるべきでした。
ただ、ぼくは仕様が変わったことを知っているのでwikiを見なくても把握できちゃうので、そもそもwikiのページ自体を見ないんですね。なので、古い情報が残っている、という事実自体を把握できていなかったわけです。ここで見ていればまた話が変わってきたのですが。
上記のディレクターの方は逆にwikiの情報を正として見ているので、改めて他の人に確認したりはしません。いちいち確認とってたらwikiの意味ないですからね。
社内の情報共有はどうあるべきか
理想としては、
- 何かと連動してて一つが変わると全部変わる
- 過去に作った項目を更新すべきタイミングが分かる
- 変更点を見落とさない(これについては今のconfluenceでもウォッチに追加とかでできますね)
とかでしょうか…。
これをツールで全部やろうとすると、なかなか難しいのではないかと思います。少なくとも現状のwiki(confluence)では不可能なのでは?(実は何かの機能でできる、とかあるかもですが…)
今回の件に関しては単に連携不足という点もあるので、「ちゃんと横同士で共有しっかりしましょう」である程度は済む問題かもしれません。ただ人のやることは必ずミスが起こるものなので、めんどくさい事はできるだけツールに任せたいですね。